ごあいさつ

 10月12日から13日にかけて東日本を中心に大きな爪痕を残した台風19号は、三陸鉄道にも甚大な被害をもたらしました。線路の路盤流出や土砂流入、のり面崩落など77箇所の被害が発生しました。

 現在、盛~釜石間と津軽石~田老間の2区間で列車運行ができており、12月28日には新たに田老~田野畑間が運行再開し、これ以外の区間は代行バスを運行し、高校生等の足を確保している状況です。

 復旧費用は、概算で20億円が見込まれているほか、団体等の予約のキャンセルや定期の解約により収入が大幅に減少している一方で、代行バスの費用の発生により経営的にも非常に厳しい状況にあります。

 このような中、復旧費用については、国や県、沿線市町村の支援により確保される見通しがついたところで、我々としては、2020年3月中の全線運行再開を目指し、現在、取り組んでいるところです。

 利用者の皆さんには、ご不便をおかけして申し訳ありませんが、御理解をお願いいたします。

 三鉄の早期復旧を期待し、県内の高校生をはじめ、全国からも多くの励ましの声も寄せられており、また、復旧等にあてるための義援金等についても、多くの皆様からご支援をいただいております。

 多くの皆様の期待に応え、一日も早い復旧を目指してこれからも頑張って参りますので、 このような状況をご理解の上、今後ともよろしくお願いします。

2019年12月

三陸鉄道㈱

代表取締役社長 中村 一郎