| [北リアス線編] | ||
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一の渡 「シイタケ」 |
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すき間から日ざしが差し込んでいる。ビニールハウスの中はむせるような暑さだった。 在原源七さん(66)はシイタケの菌を植え付けた長さ1メートル、直径20センチの木材の向きを1本ずつ変えては、立てかける。 「ハウスのシイタケは管理がすべて」 日焼けした顔から白い歯がこぼれた。 駅前の一本道を300メートルほど歩くとハウスが見えてくる。200メートル四方に9棟を並べる。 ハウス栽培にしたのは87年。県内で在原さんが初めてだった。「リスクが大きい」と県内の研究所は反対した。 結果は大成功。岩手では良質のシイタケはとれないと言われていたのに、2年後には大きさ、質とも最高の賞をとった。 県全体の生産量も上がり、全国で二けた台だった順位が3位まで上がった。宮古・下閉伊地区のシイタケは一気に全国区に。人気料理番組が取り上げた。 この7月には、東京の私立女子中学校が修学旅行で訪れた。多くの生徒はシイタケの産地を知っていた。うれしかった。 ところが最近、地元小学校の給食会で、多くの児童から「切り刻まれたシイタケがそのまま生えていると思い込んでいた」と聞かされた。「地元がこれでは……」 とりあえず駅のホームに、大きなシイタケの原木を置くことから始めようかと考えている。 |
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| (10/15) | ||
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一の渡駅 (いちのわたり)
●愛称:「うぐいすの小径(こみち)」うぐいすやカッコーの声が聞こえることから~
この駅は、宮古駅のための列車退避駅及び列車交換駅として重要駅ですが
近くの山々には、”うぐいす”など野鳥が多く、天気の良い日、側の小径をウォーキングしてみると、きっと誰もが優しい気持ちになれるはずです。
