| [南リアス線編] | ||
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三陸 「仁屋のばあちゃん」 |
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「仁屋(にいや)のばあちゃん」と呼ばれる若林ロクヘさん(94)は、毎月17日に必ず駅にやってくる。列車に乗るためではない。 もとの家は線路の下だったが、駅前広場の脇に動いた。坂道をゆっくりゆっくり、つえを頼りに歩いてくる。20メートルほどしかないが、石に腰掛けてひと息つくこともある。 17日は夫の月命日。ついでに他の親族のお供えも買う。「家の賄いもできん。私のお勤めは、仏さんのお世話してお迎えを待つだけ」。笑いじわの中で目が光る。 「それだけじゃないよ」と満恵さんが、小物入れに使っているチェック地のきんちゃく袋を持ってきた。ばあちゃんは、孫たちからもらう布きれで、「子どもの頃から大好き」な裁縫をするのが日課だ。できると近所に配る。もう何百とあげた。 男女9人を育て、今は次男の重四郎さん(66)夫婦と暮らす。「同じ年代の友達は、もうおらん」。でも、近所の人たちは家族同然に温かい。 天気の悪い時や足の調子がすぐれない時は、熊谷さんらがわずかな距離を車で迎えに行ってあげる。客待ちのタクシーが送ってくれることもある。ばあちゃんはお菓子を差し出す。 都会の駅にない優しい浜風が、ここには吹いている。 |
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| (5/22) | ||
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三陸駅 (さんりく)
●愛称:「科学の光」~崎浜地区に北里大学水産学部があり、最近まで気象庁の大気球観測所もあったことから~
駅のホームには、秋に特産品のコロ柿(干柿)が吊るされ、12月中旬の食べ頃になると無料で振舞われます。
大賀ハス池では、7月下旬~8月中旬頃に縄文時代の名花が見られる。
樹齢7000年あまりと言われる浦浜八幡順神社の「三陸大王杉」は必見です。
